バス代金が10円足りなくて困った話

並んでいるバスそれは私がまだ小学校3年生のときの話です。
兄と兄の友達とでバスと電車を使って街へと遊びに行きました。街につき向かった先はデパートのおもちゃ売り場でした。その当時私はガンダムのプラモデルが大好きでおもちゃ売り場に着いたらプラモデルコーナーに一目散に向かいました。流石はデパートです。普段はお目にかかることができない種類と量のプラモデルに私は大興奮し、帰りの交通費を残してすべてガンダムのプラモデル購入の代金に充てました。

ホクホクで頭の中では早く家でプラモデルを作ることばかり考えていました。ところが、悲劇は起きたのでした。電車の料金は大丈夫でした、ところが最後のバス代がなんと10円足りないのです。しかも、気づいたのはバスに乗ってからでした。仕方なく兄にお金を借りようとしたら、兄も余分なし、すべておもちゃにつぎ込んでいて、さあピンチです。

兄の友達に借りようにも、人からお金を借りるなど小学3年生には例え10円でも言い出せません。困り果てたところで、ついにバスは停車駅に到着、絶体絶命のピンチでした。バス代を払えずまごまご、もじもじしている私を見て何かを察してくれたのでしょう、バスの運転手さんが顎を動かして降りていいとサインを送ってくれたのです。「ありがとうございました」と大きな声でお礼を告げてその場のピンチを切り抜けることができました。

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